公益社団法人日本補綴歯科学会 修練医・認定医・専門医制度委員会委員長の鮎川保則です。
2023年に補綴歯科専門医制度が日本歯科専門医機構に承認されました。2002年の広告規制緩和で歯科では5つの領域が専門領域として認められましたが、実に21年ぶりの新専門領域として認められたこととなります。補綴歯科専門医については、日本補綴歯科学会と日本顎咬合学会にて共同運用されることとなり、両学会の代表者からなる種々の合同委員会(図1参照)を立ち上げ、制度の整備を進めているところであります。
補綴学会が掲げる今後の展望として、「補綴歯科」というワードが国民にとって一般的な言葉として認知されるような周知活動や、大学をはじめとする教育機関が不足している地域において、地域の歯科診療所を研修機関として認定することなどが検討されています。
このホームページでは国民の皆様に歯科専門医制度を知ってもらうための情報発信をするとともに、機構認定の歯科共通研修を実施していく予定としております。
重ねまして、制度の整備に思ったよりも時間を要しており、それにともなうホームページ立ち上げ、更新が予定よりも遅くなり、皆様にはご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。
誠に恐れ入りますが、正確な情報の掲載のため、内容の充実まで今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
公益社団法人日本補綴歯科学会
修練医・認定医・専門医制度委員会 委員長 鮎川 保則
(図1)補綴歯科専門医制度に関わる合同委員会組織図(補綴歯科学会HPより引用)